なぜ母親失格なのか 30歳代
悲しい事件が相次いで起き、母親であることの意識論が
交わされているが、私は育児中の母親一人を、あまりにも
鎖につなぎすぎる、そんな気がしてならない。毎日が、何が何でも
子供中心でなければ、その母親は失格といわれるのは、どうしても
解しがたい。育児育児で毎日が追われるからこそ、時には、自分だけの
時間を持たねばやっていけない。これは同じ母親なら、決して否定できぬはず。
経済的に貧しく、たまの日曜日ですら家族そろって、憂さ晴らしの一つもできない
家庭なら、なおさらのこと、母親は自分の力で、気分転換を 計らねばなるまい。
どんどん積極的に自分の時間を見つけ、趣味に打ち込み、また、それ以上に、
実益のあるものを求めることが出来れば、こんな素晴らしいことはない。
そしてまた共同保育などで母親もたまには、主婦向けの講演を聴き、頭を洗い直し
心を許せる友がないと嘆く前に、進んで自分から心開けば、付き合う相手は、
決して周囲のものだけでなく、遠く離れたところにも、親友は得られるものである
ことを思い直してほしい。
同じ母親であるなら、こういった積極的な人たちの足を引っ張るようなことは、
やめよう。母親とは、育児中においては、急流に乗せられた笹船のごときで、
たまには、岩陰で一休みすることを、何らためらうことはない。母親も一人の
感情を持つ人間なのです。
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コメント ああ、新聞の小さい切り抜きの字、目が疲れる。拡大コピー
しても、入力が大変。これでも、かつては、貿易会社では、タイピ
ング能力は抜群だった。。。。。。。。