これは、京都新聞社・『私の作品』係の編集者の方からいただいた、「八重の老梅」
について書かれた書状です。スキャンしたのですがサイズがいまいち上手に設定
出来ていません。我田引水かも、とあらためてタイピングするのが躊躇われたのですが
これは、私にとっては”宝物”以上のものなのです。永遠に残しておきたいものに他なり
ません。
手紙の内容を以下にしたためます。
「前略
”たかが梅の花” という一言が見事に効いた たいへんいい文章で関心
いたしました。が、残念乍ら、そのかんじんの一言が置き場所が違っているように思えます。
文章力に特にすぐれておられると思うだけに 没にするのはもったいなく、またこちらで
下手に手を入れると、あなたの文章をこわしてしまう恐れがあるように思えます。
お手数ですが、もう一度書き直し、投稿していただけませんでしょうか。一枚目はけっこう
です。二枚目の構成を考えてください。
以上 用件のみ”とり急ぎ”
草々
三月十三日
「私の作品」係
植松 やよい様」