京都新聞　　　窓欄　　　　31歳


がんばら　　　なくちゃ

　我が家でも今春、長男が幼稚園に入る予定である。運良く

町立幼稚園の入園許可をいただきホッとしている。今年は

定年をはるかにオーバーする人数で、いろいろなデマがとんだり、

ヤキモキしたが、本当によかったと思っている。

　結婚五年目の私であるが、この間、何を残せただろうかと、自分

を責める毎日である。二十年後、三十年後の私を想像すると、

アッいけない。もっともっと自分に厳しく、行動的に生きなければと

あせってしまう。子供達にとって、私はどんな生き方をすることが

最高の教えになるのだろうか。

　下の子も二歳半ばを過ぎ、私も一人の女としての余裕が少しずつ

持てそうである。せっかく、この世に生まれてきたのだから、やはり

一生懸命生き抜きたい。四十九年三月二十五日生まれの長男。

早生まれで、きっと幼稚園も最初はイやがるだろう。しかし、彼に

とっては、生まれて初めての大きな広い世界が開けるのである。

そして同時に、母親である私にとっても、また新しい生活がやってくる

のである。どんな大きな障害があろうと、前進しなければ。。。。。

きのうよりはきょう、きょうよりはあすへと、苦しくても努力しよう。

暖かくなり、花の咲き乱れるころ、長男が無事、幼稚園に通えるよう

祈るばかりである。

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入力速度は少しずつ速くなりつつある。が、文章の未熟さが
おもはゆい。


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