2019/08/17

台風が過ぎ、また真夏に戻ってしまった。

歩いて片道十五分弱のスーパーまで歩くのを日課にしている。

歩き始めて五分、じわじわと蒸し暑さが増してくる。

そのうち汗が湧き出てきて、日傘が何の効果もなく、こうして

毎日歩くことが正しいことなのか、と腹がたってくる。けれど

ちょうど半分くらいの距離を歩いたところで、何故か気が軽くなる。

この苦しさもあと半分、と楽しくなる。

そしてステップも軽くなったところで到着。

真っしぐらに休憩スペースに駆け込み、テーブルにトートーバッグを

置いて席を確保する。

次に自動販売機で紅茶を。

飲みながらしばし安らぎを覚える。なんのことはない。けれど、ホッとする。

顔見知りの、多分同年代だろう、女性が入ってきて、互いに軽く

会釈をかわす。愛想のない私は、いつも笑顔の彼女が好きだ。

余計なことは一切しゃべらない。それでいい。

 それでいい。


2019/08/18



 
今日は日曜日。朝から蒸し暑い。早朝四時ごろに目が覚める。

起きるには早く、ベッドの中で過ごす。うとうととしたのだろう

目が覚めると時計は八時を指していた。

朝食を済ませ、洗濯物も干した。

いつものように歩いてスーパーへ。

途中自動販売機で冷たい紅茶を買う。立ち飲みして、また歩き出す。

暑さのせいか、歩いている人も少ない。

お店に着く。日課になっている休憩所で一服。今日は顔見知りには

合わない。

メモを見ながら買い物を済ませて再び灼熱の太陽の下帰路に就く。

明日は絵の教室。描きかけの静物画。画材などの準備。かなり重い。

明日も天気が良ければきっと暑い。

教室の後、皆でランチ。楽しいひと時でもある。

それぞれに人生模様がある。それなりに齢を重ねて常識もある。

今私の精神生活を支えてくれているものは何だろう。

突き詰めれば配偶者に違いない。

夕方までの有り余る時間。絵を描く気にもなれず、これをつぶやいている。

絵は勢いがいる。

明日の教室。講師の講評が待たれる。

重いバッグを下げて頑張って行くか!!



2019/08/20


生半可な暑さではない。我が歳を鑑みあるに、熱中症が心配。

今日は絵の教室。画材が重い。それでも出かける。

今回は静物画を描いている。スケッチ旅行に出かけるという想定の

モチーフを描くのである。その中に旅に関する雑誌がある。

私はそれを囲むように、小さなポットやスマホなど何点か構成した。

一回の講座では完成しないので、家に持ち帰って書き足す。

家と教室では環境が異なる。光の具合も同じではない。

今回の私の絵は変だった。その分指導者が手直ししてくれた。

もっと真摯に絵というものを考えなければ。

反省。


帰り道一時親しくしていた吾人に出会う。彼女、体調がよくない

とは聞いていた。すごく痩せて、痛々しかった。

彼女のために何ができるだろうか。



2019/08/21




昨日は、病院を二件はしご。

早朝、土砂降りの雨も上がり、家を出た。

道端に、雨露をたたえて、小さな朝顔に似た花が。

花の色はもっと鮮明なのに、こうしてホームページに

貼り付けると本来の色が出ない。

駅まで歩いて20分、蒸し暑さに汗だく。駅前の小さな

カフェに入り、キャラメル何とかを飲む。

帰り、少し買い物をしてまた歩く。

今日は小さな花に出会えた。

「もう、コオロギが鳴いてるぞ」

家人に聞く。

もう少しで夏が終わる。

名残惜しいような気がする。





 

2019/08/24

朝七時過ぎ、網戸越しの微風が心地よい。

今日は絵手紙の日。

透明水彩で描こう。

モチーフは何だろう?

教室が終われば、知人三人でランチの予定。

三人三様生き方も違う。でも話してて楽しい。

私は彼女たちからいつも元気をもらう。

もらってばかりで、私は何をあげられるかな。


2015/08/25

朝七時過ぎ、風がさわやか。風というより空気かな。

洗濯物を干し、パソコンのメールをチェックして整理する。

この作業は毎日しておかないと大変なことになる。

宣伝のメールが半端ない数たまってしまう。

さて、今日は日曜日、九時前には毎日のこと、イズミヤまで

歩こう。




2019/08/26

今朝も空気がひんやりと、季節は確実に変化している。

日中は蝉の声もするけれど、虫の音が少しずつ主役に

なりつつある。

この辺は、カナカナ(ひぐらし)はあまり聞かれない。

あれは晩夏のけだるさ、わびしさを物語る。

こうして考えてみると、人の生活は周囲の生き物と

確実に結びついているのだ。

ずっと前、京田辺市という町に住んでいるころ、二人の

子供たちも親元を離れ、私たちは夫婦二人暮らしだった。

やはり夏の終わり。娘が使っていた勉強机に、夕刻の

陽が窓越しに落ちて、カナカナが鳴いていたっけ。

そっと引き出しを開けてみると、果物やケーキの形を

したかわいい消しゴムが、いっぱい出てきた。

もう主のいなくなった、よく使われた娘の机に手を

触れていると、子育て時代が思い出されて胸が熱くなった

ことだ。

娘は今遠くイギリスにいる。きっと幸せなのだ。

今年の春待つ季節には、かわいいモヘアーの襟巻を、

そして母の日にはストールが送られてきた。

襟巻の時には、使い方が色々説明されていたし、

「for the best mother in the world」

 と、カードが添えられ、日本語で”お母さんいつもありがとう”と、

書き添えられていた。懐かしい娘の字だ。

普段は、時差などの関係でメールでのやりとりが殆ど。

だから、葉書にスミレの絵を描いて短い文章を添えて

送ってみたことがある。

道ばたにスミレの咲く頃のことである。


2019/08/29

 昨日はまるでスコールのような雨の降り方。

気候が変化してきたのか。

今朝は曇り空。雨も降りそう。

予定は、脳外科で頸部エコーを受け、それから久しぶりに、

宝塚の阪急デパートで買い物の予定。

絵の教室で描くお菓子を買う。

受け皿の色が黒なので、それに映える色がよい。

和菓子にする予定。理想の色があればいい。

よしやなくても思う色で塗ればいい。

絵を描くとは勝手なものだ。



2019・09・01


2019/09/02




芦屋の絵の教室が終わって 

ランチタイム

今日の教室は、お菓子を描く日。

私は和菓子を描くつもりで、地元のデパートに。

でも和菓子が見つからず、仕方なく洋菓子に決めた。

ウインドウの中には沢山のケーキが並んでいる。

どれもこれも”私は、僕はケーキです”と異口同音に

売り込んでくる。

そんな中に、一つ変わったのがいた。

若草色をした”かえる”がいた。

クリッとした目がいい。

ツルンとした質感が描き出すのに難しいかなと戸惑いながら

買った。

やっぱり質感が出せず失敗作。


てな具合で、見事に。。。。。

今、夜の八時。

虫の声が途切れない。

テレビの音さえ、かき消される。

こうして、夏が終わる。猛烈に暑くて、恐ろしく

体力が奪われる季節も確実に幕を下ろす。

季節がバトンタッチする。

今年の秋はどんな秋?

黄葉を描いてみたい。


2019/09/03


今朝は少し蒸し暑い。

心療内科の受診日である。

そのあと、やはり西宮ガーデンズに行こうか。

九月十九日、決めようか。

動けば道は開けるか。

結局ガーデンズには行かなかった。

電話で予約しよう。行ってみる価値はある。

病院の後、イズミヤへ。

いつもの顔見知りに会う。

彼女、いつの間にか片足の脛を複雑骨折。

歩けないので、救急車を呼んだら、

「これくらいのことで 呼ばないでください。もっと重症の人がいます」

と、怒られたらしい。

ちょっとひどいと思う。一人暮らしの七十代の年寄りだ。

歩けないのに、、、、。

私も数年前、彼女とは違う症状でよく救急車を呼んだ。

叱られたことはない。運が良かったのか。

加齢による骨の強度の退化。知らない間に骨折、、、。

だれの責任か。

いつかわが身にも起こりえることだ。



2019/09/04

ふと時計を見ると、電波時計が止まっている。

夜中の二時二十分で。

私の身長では届かない位置なので、夫という

同居人に頼もう。



買い物に出かける途中、後ろからいい声で名前を呼ばれた。

すぐ近くに住む知人。出勤途中らしい。若い彼女、

はつらつとして眩しい。いつも元気をもらう。

来週、二人で京都を訪れる予定。楽しみだ。

いつものスーパーで買い物を済ませ帰る途中、

ツクツクボウシが鳴き始めた。



写真の木にツクツクボウシはいる

よそ様のお家です

ごめんなさい


静止していた電波時計、ちゃんと時を刻んでいた。

同居人が直してくれたのだ。

男と一緒に暮らすとは、こう言うときに大変便利で、まことに有難いことです。

ところで、その同居人、酒飲みで毎晩深酒をする。

ご飯類は食べず、酒の肴だけを好む。

飲みすぎて血管が広がり血圧が下がる。ふらついて、寝床のある

二階に上がれない時がある。いつか階段事故に遭う、私は

覚悟している。

酒飲みに、酒を減らせ、もう飲むな、と言っても絶対に

いうことを聞かない。いうだけ無駄。

誰かが、亭主を躾けるのが女房の役目だといった。

私は、女の言いなりになる男など好まない。

私は同居人を教育したいとは思はない。

だから、階段から落ちて人生に終府譜を打っても、肢体が

不自由になって私が困ることになっても、いたし方のないことと

すっかり諦めている。

ようするに、一緒にいると煩わしいが、役に立つ、S極と

n極を持っているのが、夫婦という同居人なのだ。

今日はこんなことをつぶやいてみた。


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